studio紀々の記　

そんなたくさんの”不”を書き出した次は、
紀々コーチのこんな問いかけが続きます。
「”あの頃の自分は輝いていた！”という自分を思い出して下さい。
　あなたが思うあなた自身のベスト記録は？
　そして、その頃あったもの、なかったものは？」

Ｒさんも自分のベスト記録を思い出してみます。
「その頃あったものは・・・
マイペース。
あの頃の私には、
明るく周囲を巻き込むマイペースさがあった」

！？
不満の原因がマイペース。
輝いて自分にあったものもマイペース。
はからずも”ﾏｲﾍﾟｰｽ”という同じキーワードがでてきました。

ヒントがあるのかしら・・・
でもどうしたらいいの？

「だって、コーチングの大原則は、
”他人と過去は変えられない”でしょ？
なら部下は変わらないということ…」ため息混じりのＲさん。

そこで、紀々のピアノ演奏のスタートです。


　≪ 　同じ出来事でも視点を変えると違って見えてくる。
　　　　同じ出来事でも違った受け止め方はできる。
　　　　出来事は変わらないけれど、自分は変われる。
　　　　そんな気持ちにさせてくれる１曲は、お手伝いで一人飛び入り参加です　≫

演奏を聴きながら、Ｒさんの心にふと浮かんだことは、
「今の私は、昔の私のようにマイペースじゃないかも。
　会社のペース、部下のペース、上司のペース、お客様のペースに
　巻き込まれているイメージ…」
ということ。

「角が立たないように相手のペースに合わせてばかり来たけれど、
　丸くならねば、と我慢ばかりしてると
　ある日突然、相手にトゲを出してしまう…
　もっと、自分のペースを大切にするには、どうしたらいいんだろう」

演奏が終わる頃、Rさんには”本来の私”が見えてきたようです。

「あの頃の私は・・・
　　一人で行動することが多かった
　　自分の直感を信じていた
　　趣味の時間があった
　　仲間が多くいた
　　　・
　　　・
　　　・
　
　そうか！私はこんな状況だと元気でいられるんだ。
　頑張れるんだ」
それを知ることで自信が出てきます。

１００％相手に合わせる”まんまる”でもなく、
１００％自分のペースでいく”トゲトゲ”でもなく、
”こんぺいとう”のような愛嬌のあるトンガリを持った私。

　　　　　

「あれ？
未来・目標が意識しなくても描けてた！」
とは、Ｒさん。

「”未来”を描く前に、”本来”を見つめることを
おすすめしています」
という紀々コーチのアドバイスに納得されたようです。

　　（紀々講演では、セルフコーチングで書き出した内容を
　 　発表するよう強制することはありません。
　　　指名されることもありませんので、紀々の問いかけに対する答えを
　　　ゆっくりご自身と向き合って探していただけます。
　　　もちろん発言したい方は、どうぞ）


----- info -----
◆◇・横倉恒雄先生　来沖講演・◇◆

　紀々の健幸プロジェクトでご一緒させて頂いている
横倉先生が沖縄にいらっしゃいます。
　～　疲れていませんか　あなたの脳。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　心のメタボ解消法　～

・日　時　：７月１４日（火）　午後１時３０分～３時３０分
・場　所　：都ホテル
・主　催　：沖縄県
・入場料 ：入場無料
・講　師　：横倉クリニック院長　横倉恒雄先生
　　　『脳疲労に克つ～ストレスを感じない脳が健康をつくる(角川SSC新書)』著者

・詳　細　：沖縄県のホームページより▼
　http://www3.pref.okinawa.lg.jp/site/contents/attach/16739/kouen.pdf

・案　内　：PDF
　http://www3.pref.okinawa.lg.jp/site/contents/attach/16739/kouen.pdf

studio紀々　http://kikism.net/studio/index.html