ヒント！？

　先日、studio オーナー 紀々がコーチとしてサポートさせて頂いている
リウボウストアのマネージャ研修にご一緒させていただきました。
　　　　　　　（社名公表にご了承いただいています）

最終回は、「４つのタイプ分け」についても少しご紹介を。
　　　　（「コミュニケーションの４つのタイプ分け」について
　　　　　　詳しくはこちらのページをご参照下さい。http://test.jp/　）



４つのタイプで収まるほど単純ではないけれど、
ヒントとしてはとても面白い切り口☆
コーチングで扱う「４つのタイプ分け」とは・・・

　★ノリが良く、褒め言葉が大好物で、豊富なアイデアの持ち主の
　　”プロモーター”。

　★頼りがいのある親分肌、決断力・行動力が強みの
　”コントローラー”。

　★客観的で冷静な分析家、「正確さ」を重視する
　”アナライザー”。

　★人の輪を大切にしたい、優しさと協調性が強みの
　”サポーター”。
　　　　　　　　

　「言われて嬉しい褒め言葉」
　「モチベーションが下がる瞬間」
　「受入れやすい頼まれ方」が
異なるそれぞれのタイプについて、
紀々先生の解説を一通り聞いた後のディスカッションは
皆さんのタイプがにじみ出る言葉がたくさん飛び出して
うなづいたり、意外な回答にびっくりしたり、
思わず笑ってしまったり・・

あっという間の数時間でした。


　　　　　　　　　≪studio紀々にて≫

このタイプ分け、
スーパーで買い物をする時にも
表れるものだと思いました。

例えばこのように。。

「ねぇねぇ、なに買う？　コレ買ってみない？
　わぁ、美味しそう！」
新商品への反応の早さは№1！

マグロの解体ショー等の店内イベントも
真っ先に見つけるプロモーター。
飽きっぽい一面もあるため、
常に変化する売り場を好みます。




「よし！　コレを買おう。決定！」
即断即決でスピーディーなお買い物をするのは、
コントローラー。

ムリに勧められることを嫌い、自分のペースで
効率的に買い物できる売り場を好みます。
グループで買い物に出掛けると、
気付けばリーダーシップをとっている頼れるタイプ。



「原材料は？賞味期限は？値段は？メーカーは？」
自分が納得した物のみ買い物カゴへ入れるアナライザー。

店員さんの声掛けにも「お構いなく」というクールな表情ながら、
マニアックな質問にも丁寧に答えてくれる接客を好みます。
Ｗｅｂチラシのページはお気に入りに登録済☆
毎回チェックすることで計画的にお買い物します。




「えっと…　皆は何を買うの？
　あ、じゃあ私もそれ買おうかな」

お隣さんが手に取ったものを気にしつつ
仲良くお買い物をするサポーター。
優しい接客・安心できる空間（お店の雰囲気）を好みます。



タイプが異なる４人が一緒に買い物したら
どうなるでしょう。

～　ある日のお買い物風景　～

「わぁ！　これいいね！！」
１番乗りでお店に入り、真っ先に新商品を手に取るのは、
プロモーターさん。
店内放送へのリアクションも人１倍大きく
楽しそうにどんどんフロアの奥に進んで行きます。

明るいＰＯＰも試食コーナーでの会話もウェルカム♪
コミュニケーションを楽しむタイプ（＾－＾）

　　　　

　グループの輪から少し外れて、じっくり吟味しながら
お買いものするのはアナライザーさん。
とにかく慎重派で衝動買いなどあり得ません。

その隣であれこれ迷っているのは、サポーターさん。
自分の分だけでなく、家族・友人の分を買うことも忘れない
気遣いさんで、決断には時間がかかるタイプです。
「どっちがいいのかな…」

そこで、アナライザーさんに相談を♪

アナライザーさんは、お客様ながら
得意分野はバイヤー並みの知識です。

確実な商品知識と心地よい会話のスピードに
ほっとした表情のサポーターさん。
ようやく決断できたようです。



と、
そこへ駆けよってきたプロモーターさん。
「ねぇねぇ、コレいいんじゃない？」と、
試食コーナーのお姉さん顔負けの
楽しいプレゼンが始まります。

「へぇ。いいね」
あたたかい相づちを打つのは
決まってサポーターさん。

「ナゼこれを買うの？」
人のお買い物ながら
思わず突っ込みを入れるのはアナライザーさん。

「なんとなく♪　直感で！」
「なんかいい感じじゃない？」という
いかにもプロモーターらしい返答が返ってきます。


しかし・・・
実は、この「なんとなく」「～な感じ」は、
アナライザータイプが混乱する表現。

理解に苦しむアナライザーさんの口からは、
質問が止まらず、目の前には
すっかりモチベーションの下がった
プロモーターさんの顔が・・・

アナライザーさんは単純に知りたいだけ
疑問に思っただけで
全く悪気はないのですが。。。


そこへ登場するのが
人の気持ちに敏感なサポーターさん。
「これ、良いよね。　
これ買って皆で食べよう。　ね？」
その場を丸くおさめようと一生懸命です。


そんなメンバーを横目に、
会計を済ませたコントローラーさん。
皆の輪に加わります。

「あれ！？　まだ迷っているの？
　じゃあ、コレとコレとコレね！
　ＯＫ！　はい、決まり！」

決断力バツグン。
重い空気にも動じない
何とも頼りがいのある親分肌です。

～　ある日のお買い物風景でした★　～


タイプは人それぞれ。
それを理解して、お客様やスタッフとの
コミュニケーションに活かすなんて素敵ですね。

スーパーをよく利用するお客様の１人として
コーチングを学ぶ者として
リウボウストアでお買い物をするのが
ますます楽しみになりました。




　　♪４つのタイプ分け”studio紀々編”は
　　　こちらからどうぞ
　　　
　　http://jca-okinawachapter.typepad.jp/blog/2009/09/post-3939.html
　　　studio オーナー 紀々が代表を務める
　　ＮＰＯ法人日本コーチ協会沖縄チャプターblog。

studio紀々　http://kikism.net/studio/index.html